統一地方選選挙

すっかり春になっている。通勤途上の河津桜は満開である。このところの暖かさでソメイヨシノの桜の開花も間近である。
今年は選挙の年で、活動が活発である。駅前でもまた個別家庭への後援会員の勧誘が盛んになっている。政務活動費の領収書添付などのエラーで釈明を求められたり、あとを考えて議員辞職するなどにぎやかである。
いつも思うことであるが、また議員の選出についても、自らコツコツと地盤を築きつつ立候補する人もいる反面、いつもながらの二世や三世、四世への世襲も後を絶たないし目につく。やはり政治は将来の方向や我々の生活に多大の影響を与えるので立派な人に立候補してもらいたい。
私は基本的には若いころ読んだ「アラビアのロレンス」が正しいと思っている。それによれば過酷な砂漠地帯、そこでの生業、羊飼いの中から選ばれるリーダーは、決して上から親からの禅譲でない。実力でのし上がるのである。それがリーダーたるのだ。政治によって世の中のリーダーになり、先見性を持ち、よりよい道を見出し指し示し、平和な社会を築かなくてはらなくてはならないのだ。色々な軋轢やしがらみを切り開く覚悟が必要なのだ。