選挙

選挙は現役の時選挙管理委員会の仕事をした。立候補の受付や資格審査などもやった。あとは投票率向上の啓発活動だ。人出の多い夜のお祭りや若年層の多い保育園の夏まつりでの啓発、創意工夫でいろいろなアイデアで、多くの人に参加してもらった。コピーバンドのコンサートで人集めもやった。パレードもやった。高校の文化祭の市内パレードをやった経験が生きた。とにかく面白かった。選挙は予算が付いた。国民や市民の意見を表現する民主主義の基本だから。選挙の投票率が上がらなかったりするとがっかりした。
いろいろな情報を与え国民がよく考えて判断すれば、政治は正しく運営される。間違ったと思えば次に直せばいい。そういう機会が常に保証されていれば賢い日本の国民は間違わない。戦前が悪いお手本だ。治安維持法と普通選挙法の抱き合わせ。軍部、武力、暴力の支配、テロ、農村の疲弊、寄生地主制、敗戦、多くの犠牲、空襲、原爆 そこから日本は新憲法で再生した。平和戦争放棄、基本的人権、国民主権それらの大事な原則に立って、飾るだけでなく磨いてきたはずだし、さらに当時は問題とならなかった課題にもウイングを広げ対応していかなければならない。なぜ及び腰になる、課題を明確に提示せよ、賢い国民はきっと良い方向を見出すであろう。