不思議な国

非常事態宣言が出てから、手洗い、三密、ステイ ホームのスローガンで一か月経つが地域にばらつきはあるが大分落ち着いてきたようだ。二次感染もあり油断はできない。宣言の解除が近くされそうだ。多くのことを学んだ。大阪府のコロナ対策の庁議も公開された。宣言の解除の目安となる指標が7日間続けば段階的に解除する方針が明らかになった。この目安は
政府も専門家会議でも検討され公開されていたであろう。しかし、私たちは目にすることはなかった。
マスコミなどもこの指標を知らせてほしかった。そうすれば手洗い、三密、ステイ ホームの自粛にも意味があり、善良な多くの国民は快く応じ協力したであろう。大阪府のこの決定、目標設定し、これに向って努力することの重要性を教えてくれた。情報を公開することの重要性。知らせるべからず、よらしむべしかが今以てのこっているのか。大相撲の力士が亡くなった。1か月以上の入院の末亡くなった。なかなか病院が見つからず入院できなかったようだ。検査の基準 37.5度が4日以上という基準もあいまいだったようだ。国会の議事録ではこれでなくとも検査していいということだったと大臣が言い出した。しかし地方自治体や保健所レベルではこれは絶対の基準だったはずだ。このため受けられず入院もできずに亡くなった人もいる。ならはっきりとそれに該当しなくても来てくださいというべきだ。マスコミも議事録を見る機会があるのだから国の発表を鵜呑みにせず真実を伝えるべきだ。不思議な国だ。どこへ行くのだ。