雑感録

高校の時岩波新書のE・H・カー氏(清水幾太郎訳)の「歴史とは何か」を傍らに置いていた。大学受験の国語や読解力を付けるのにいいという紹介であった。難しい本を読むことで内容は本当に理解できなくても、作者の考えやいろいろな知識は理解し蓄えられたと思う。歴史とは何か「現在と過去との対話である」当時から50年以上が経過し自分ながら考えてみると現在の状況や思い、行く先を色々分析考え、過去の同じような状況を分析して、対話しながら現在の方向を考えるということなのだろうか。
現在の国際情勢、政治経済、国民の生活など今後の将来をうまく乗り切っていくため、国民の考え(日本国民は全体として学習能力はありやそれぞれよく考え、自分の意見を持ち現実的な方向感覚は優れていると思う)をよく把握し、過去と現在の対話をして、リーダー自らの思い込みや自己利益を捨て、政治や経済の方向の舵を切ってくれることを望む